rohisatoの日記

詩堂炉久人が気になったフィギュアとゲームを取り上げるブログ

大日本人 DVD初回限定盤が11月に発売

アール・アンド・シー・プラス
大日本人 初回限定盤
これはひどい
悲惨のひとことにつきる。
カンヌで失笑を買った理由がよくわかった。
億単位のお金と5年の歳月をかけてできた結果が駄作なんだもの。
よくお蔵入りしなかったな。
まあ出来ないか、なんたって「天才・松本人志第一回監督作品」だからな。
松竹から付き合いで数十枚チケットを買わされた某社営業の気持ちがよくわかる。もう泣くしかない。
この映画で良い事があるとすれば一つだけ。
「これから老人介護が大変なことになりますよ」という未来を、これを見る若者(女性の松本ファン中心)に突きつけた。ということだけだ。

◎あらすじ
ドキュメンタリー番組のレポーター(終始顔が写らず声だけ)とカメラマンは、松本人志演じる大日本人の大佐藤大(だいさとうまさる)の一年を追う。
 外に出るときは晴れの日でも折りたたみ傘を持ち、週に2回は蕎麦屋で力うどんを食べる。
離婚して一人暮らし、野良ネコが居つくその家には時々石が投げられ窓ガラスは割れ、庭先にはコンビニ弁当の食べかすが捨てられる。
公園でレポーターと大佐藤が話しているところに大佐藤の携帯が鳴る。
 「化けますか?」 
防衛省からの出撃の要請が出て、防衛省が管理する変電所に向かう大佐藤。
軍事機密につき変電所に入れないレポーターたちは外から大日本人の活躍を見守る。
 変電所で巨大化した大日本人となった大佐藤(爆発したような頭髪、青紫パンツ一丁、胸に刺青)は怪獣が出現した秋葉原に向かう。怪獣は初めて出現したものではなく「締ルノ獣(海原はるか)」といって戦前から怪獣のデータベースに載っているものだった。よって倒し方も戦前から伝わっている。大日本人は締ルノ獣の腕部を切断して怪獣を倒す。怪獣から霊魂が上空へ上がっていく。
 大日本人はそのまま待っていれば縮小して人間大に戻る。大佐藤が寝ている間、レポーターは彼のマネージャーの小堀(UA)にインタビュー。どうも視聴率がかんばしくないようだ。

 新幹線で名古屋へ向かう大佐藤。レポーターは彼に「もう怪獣退治は自衛隊にまかせたほうが良いのでは?」と諭すが、彼は「日本の伝統芸能」だからと大日本人の活動を辞めようとはしない。
三河にも彼が変身することのできる変電所があるらしい。そこでは都内の変電所とは違い、変身までの過程をカメラに収めることができた。
 大日本人は胸にスポンサーのイレズミを彫って「跳ルノ獣(竹内力)」に挑む。彼は胸の広告を気遣いながらも怪獣を退治する。
 都内に戻った大佐藤は祖父の四代目が入院している施設に顔を出す。祖父は認知症にかかっていた。大佐藤大の父親は電圧のかけ過ぎにより急逝し、一度はリタイヤした祖父が怪獣退治を続けた結果の症状であった。

 その次の日、四代目は施設を脱走して怪獣が出ないにもかかわらず巨大化し、様々な場所に出没してはイタズラを起こしてしまう。小堀は「スポンサーが降りてしまった」と大佐藤に噛み付くが彼は「四代目の起こしたこと」と突っぱねる。
 そんな折、都内に「睨ムノ獣」が現れる。大日本人が出撃して怪獣は撃退されたが、その直後に大日本人のパワーを遥かに凌駕する怪獣(データベースにない!)が現れ……。

 いや、もうなんだかね。後半になると政治的な部分が顔を覗かせてきて怖い。
 チマチョゴリを着た女性アナウンサーが「大日本人に対する勝利宣言」をしたところから、大佐藤に対する風あたりが急激に悪くなってきて、レポーターが裏切り「今、出ました」。 決定的なのは防衛省の部隊が大佐藤の家を急襲して、某国が造った怪獣とムリヤリ戦わせようとするところに泣いた。まさに公開処刑だね。
 なんで防衛省大日本人を裏切ったのか??? 
 四代目も昇天して、今まさに怪獣によって大日本人が殺されそうな瞬間に番組が「スーパージャスティス」に切り替わってしまうのが謎。もしかすると大日本人が死ぬ間際に見た“走馬灯の夢”ってやつかもしれない。実際、ジャスティスファミリーによって大日本人はお空の果てに昇天するからね。
 わからん。駄作と言い切ってしまうのは容易いが、なんかのメッセージかもしれん。
 漏れの作ったエロゲを毎回買ってくれてるカマヤン先生であればなんか解答が出てくるかも。

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